ビンテージの陶器製のオブジェ。

接地面には「MADE IN OCCUPIED JAPAN」と記されています。

Occupied Japanとは「占領下の日本」の意。
第二次世界大戦直後、日本が連合軍総司令部であるＧＨＱの占領下にあった時代、日本で作られたものを輸出する際にこの文言をつけることが同司令部の命令により義務付けられました。

裏を返すとサンフランシスコ講和条約が発効してこの義務が取り下げられた年である1952年までの間に製作されたアイテムであるという証でもあります。

このような原産国表示のある陶磁器作品はいまや世界中に散在していますが、コレクターの間ではいずれも骨董的な価値のあるものとして取り引きされ得る貴重なアイテムです。


※ヴィンテージ品の為、細かなスレやキズがございます。また、商品の撮影環境の影響やご覧頂くモニター環境などで画面の色は実際の色と異なっている場合がございます。詳細なコンディションはお気軽にお問い合わせください。